公正競争規約とは?消費者の利益を守る3つの役割

規約

「公正競争規約」と聞くとなんだか難しく感じられますが、食品によっては表示基準が定められており、食品関連事業者はその規約に沿った適切な表示が求められています。

本記事では公正競争規約について解説いたします。

公正競争規約とは?

公正競争規約とは、景品表示法の規定により事業者または事業者団体が、消費者庁長官および公正取引委員会の認定を受けて、 景品類または表示に関する事項について自主的に設定する業界のルールです。

最近では、令和5年3月に「エキストラバージンオリーブオイル」が追加されました。

規約の追加は頻繁にありませんが、規約内容の改正は度々行われています。

令和4年は11個の規約(食品以外も含む)に改正がありました。

公正競争規約の役割

公正競争規約には、以下の目的があります。

  • 消費者の誤認を防止する
  • 公正な競争を促進する
  • 消費者の自主的な選択を支援する

消費者の誤認を防止する

消費者は、商品やサービスの選択にあたり、適切な情報を得て、自らの判断で選択することが大切です。

しかし、事業者が不当な表示や広告を行うことで、消費者に誤認を与えてしまう可能性があります。

公正競争規約では、食品の表示や景品類に関するルールを定めています。

食品の表示では、名称や原材料、栄養成分表示などの情報を適切に表示することを求めています。

景品類の提供では、消費者の誤認や不利益を防止するための措置を講じることを求められています。

これらのルールにより、消費者は誤認を防止し、適切な情報に基づいて商品やサービスを選ぶことができるようになります。

公正な競争を促進する

事業者は、自社の商品やサービスをより多くの消費者に販売するために、競争を繰り広げています。

しかし、不当な競争行為を行う事業者がいると、公正な競争が阻害され、消費者の利益が損なわれる可能性があります。

公正競争規約では、事業者が不当な競争行為を行わないためのルールを定めています。例えば、不当廉売や不当廉価品販売、不当景品類の提供などの行為は禁止されています。

これらのルールにより、公正な競争が促進され、消費者はより良い商品やサービスをより安く購入することができるようになります。

消費者の自主的な選択を支援する

消費者は、商品やサービスの選択にあたり、様々な情報を比較して、自らの判断で選択することが大切です。

しかし、事業者が必要な情報を提供しないことで、消費者は適切な判断をすることが難しくなる可能性があります。

公正競争規約では、消費者が適切な情報に基づいて商品やサービスを選ぶことができるためのルールを定めています。

例えば、商品やサービスの比較表示や、事業者の名称や連絡先などの表示は、適切に行う必要があります。

まとめ

食品の公正競争規約は、消費者の利益を守るために重要な役割を果たしています。

今後も、消費者のニーズや市場の変化に合わせて、適宜、更新されていくことが予想されます。

 

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